ハナムスビ オフィシャルブログ

豆料理のレストランを経て、ここ伊那谷で生活を一からスタート 自然の循環の輪に入れさせてもらえるうよう

今日も畑に出る。

朝起きて、顔を洗って、朝食を食べて、娘を見送って、片付けをして、
という毎日の一連の流れと同列に

畑に出て、

という行為がある。
一応ここで野菜を作るのは3年目(1年目は住んではなかったのでほったらかし畑)。
去年の今頃のブログを見ると、やっぱり畑のようすを書いている。
だけど今年より雑草がないな(笑)

記録として写真をずらり。

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サンマルツァーノ。去年みんなに喜ばれた加熱用トマト。
種取りをして、今年も大量に作るつもりだったけれど生育がゆっくり。
気候?種?土?原因はわからない。実が元気につくことを祈ってます。


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じゃがいも。今年は3種。花の色が好き。
今年は早めに害虫を除くことができた!カズさんが土寄せしてくれた。


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トウモロコシ。去年はポップコーン用だけだったので、娘からリクエスト。


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スナップエンドウ。今日で収穫3日目。息子がパクパク食べる。


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サツマイモ2種。別で干し芋用も30本植えました。
一時期、水不足で葉が朽ちてしまい、ごめんね…とダメもとで水をやっていたら復活!!
この子たちの生命力に力をもらいました。見る度にありがとう、と思う。


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イチゴ。4本の苗からランナーを伸ばし、孫、ひ孫の苗を育てた結果、50本以上植えられた!!
続々イチゴが色づき、子どもたち(ご近所さんも含め)は毎日畑でイチゴをつまむ。
ただジャムをつくれるほど豊富に成るわけではないので、今後は肥料なども検討。


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落花生。カズさんの秋の愉しみ。発芽率が良くなく、種を買いなおしてました。
食べるのも楽しみだけど、この葉の姿がお気に入り。


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初挑戦のパクチー。
今年はオレガノ、ミント、バジルといった香草系も植えました。


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サニーレタス。の畝に赤紫蘇ちょろり。
種取りしたものから発芽すると嬉しい。
そして耕したのに去年のこぼれ種からいくつも赤紫蘇が出てきてこれまた嬉しい。
(まいた種からはあまり出なかった・・・)


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こぼれ種といえば小豆も。
今年は高遠の方にもらった黒小豆(別名、わんはげ!お椀がはげるほど舐めたくなる美味しさ、という意)を
育てるけれど、去年の小豆ちゃんもそのまま大きくなってもらいます。

これら以外も諸々植わっています。やっぱりこう見ても雑草がすごい(笑)
何が植わっているか知らない人が畑に入ったら、野菜たち踏まれるだろうな。
「今日はここの雑草取ろう」と畑に向かっても、いつのまにか違うことをやっている。
つまり手がまわってないというわけですが、
それでも夏野菜はたくさん食べられるはず!去年の経験から。

畑に出る。「やらなきゃ」もあるけれど楽しみがたくさんある。
こんな日常に、満足している。

今年のお田植え、そして。

来年は田んぼ借りないことも考えている

と、カズさんが言った。
今年のお田植えをする直前で、まだ来年をどうこう決めるときではないのだけど、
それを聞いてから稲作に関わってきた年月、情景、言葉、感覚を思い返した。

初めて千葉県香取市のピースシードさん(ノリさん、マリさん)の田んぼに行ったのは
もう10年以上前になるのかな。
それから数年間は、田植え・草取り・稲刈りの3大イベントには必ず通った。
手で植え、手で雑草を抜き、鎌で刈る。ほとんどヒトの手による作業。

泥に入るの、気持ちいい!
太陽の光、体を涼ませてくれる風、鳥のさえずり、自然の中って心地いい!
身体を動かし、食と関わることの尊さに気づく。
ひと苗ひと苗を土に差し込むとき、食に対するありがたみを感じる。
小さかった苗が背丈を伸ばし、やがて穂が出て、黄金色になるさまは美しく、力強い。
そして収穫したお米のみずみずしく美味しいこと!
体験した人にしかわからないだろう充実感、満足感。

そのうち種から苗を作ることも教わり、仲間といちから作業した年もあり、
ハナムスビで人を募ってノリさんの田んぼのお手伝いをすることでまた新たな出会いがあったり…

伊那谷に来てからも、ご縁で早速田んぼを借りられた。
初年は飯島町、去年から自宅近くで。
「お田植えするから来てください!」と言うと、関東から何人も集まってくれた。草取りも、稲刈りも。

2017年も、不動前ハナムスビからお付き合いくださっているガーデンマスターさんとそのつながりの方、
古くからの友人が手伝ってくれて、5月27日から3日間で、約1.3反の田んぼに苗が並んだ。

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今年は、地元のおばあちゃんが突然現れさささーっと往復で植えてくれたり、
娘の友人がキャーキャー言いながら植えてくれたり、予期せぬゲストとの作業もありました。


来年、もしかしたらお米作らないかもしれない。
そのことを考えながら田んぼに入った。

稲作があることで、時間が取られることは確か。
畑もあるし、子育てもあるし、もう限界だと嘆いている自分がいる。
でもいざこの営みが全くなくなってしまうとなると…

収穫する喜び。
新米を口にするときの楽しみ。
大切な人たちに食べてもらえることの幸福感。

んんん。やっぱり稲作を全くしなくなってしまうと、味気ない一年になってしまうかもしれない。

そして改めて問う。
どうして手で作業するのか。

農薬等、食の安心のため、もある。
体験で得られるもの、もある。
でも一番は
賛同してくださる皆さん、手伝ってくれる皆さんの想いがハナムスビのお米に宿り、
そしてそれを食べてくれる方の力になる、ということだと思う。

ハナムスビを通して、田んぼを通して、お米や野菜を通して、
カラダとココロが元気になる人がいれば本望。
そう、そのことをもう一度胸に刻んだ。

農作業、ゲストハウス、ワークショップ、整体、そして生活。
そのときそのときで取捨選択は必要で、
何を大切にする?何かを忘れてない?と確認することは怠らないようにしたい。

まずは今年の苗たちが丈夫に美味しく育ちますように。

☆草取りしてくれる方、随時待ってますー!☆



生は肌感覚。ライブだね。

身体を使って「生活」をする、、、
伊那谷へ来てなおさら気づかされるわけです。

この生を肌感覚で堪能できるって最高の贅沢だな、と。

無心に土木作業をして汗流して、
種蒔いて、
草刈って、、、

春も半ば、
伊那谷はこれまで肌寒かったのが一気に暑くなり、
地温がグイグイ上がっている。
草木がアレっという間にで伸び、芽を出して、場の勢力を競い合っている。

感じる。
春はヒョイヒョイ身体動くし、、いつスタート切ってもいい状態がある。
アドレナリンが精神安定のセロトニン(冬はセロトニン優位に感じる)を抑え、徐々に興奮度を上げてくれる。

半面、一年分の糧をきちんと得るための準備と、
多くの生命(特に稲)に関与するという責任感があり、
時に大丈夫か?と不安になったり、
いやいや心配ない!と言い聞かせたり、
実際ちゃんと育って一安心して、
一喜一憂という、ヒトのヒトたる喜劇のようなことをやっている。
経験こそ自信につながる。

こうやって経験がヒトを成長させてくるのだなあぁ、と感じ入るばかり。

生活と身体の使いにフォーカスすると生きる充実感が増していく。

「めんどうくさい」
を卒業しよう。ただの脳の問題だから。
可能性が無限に広がるし、気持ちいい。

明後日、
土曜日から月曜日にかけて田植え。

このためにトレーニングしてきたし、
田植もトレーニングそのもの。
肉体が強くなる。
(安定感がぐっと増す。ぬかるみで足が取られる中での作業はバランスをとりながら踏ん張りつづけることになるから)

そう、
いつでも何でも来なさい!

というフィジカル。

家族と、親戚、稲作に一緒に携わった人たち、
子どもたち、生まれ来る命、、、
そしてご先祖さまへ。

あらゆる成長と感謝の米となるように

というマインド。

心地いい緊張感が胸の内側で、まだかまだかとソワソワしている。

生は肌感覚、
ライブだね。


カッコウが鳴いたら

カッコー カッコー
裏の林から響くカッコウの鳴き声。

カッコウが鳴いたら豆を蒔く

と教えてくれたのは、伊那谷に移住して長い友人だったかな。
(この場合の「豆」は大豆だと思うけど、ちょうど2日前に枝豆の種をカズさんは蒔いていた。)

カッコウが鳴いたら霜が降りない合図らしい。
今年の桜は開花がずいぶん遅かったし、
5月に入っても、朝晩は冷えて「霜に注意しましょう」というお知らせが何度もあった。
最近は確かに大地の温度が上がったのか、野菜たちもどんどん芽が出ている。

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畑もにぎやかになってきたし、ポットでも定植を待つ子たちがずらり。


大豆と言えば、先週やっとお味噌の仕込みが終わった。
東京にいたときは「大寒から立春まで」を意識して仕込んでいたけれど、
ここ長野ではあまり早く仕込むと凍るということ
また今年は出来る分はハナムスビ米から麹を作りたかったこともあり、
暖かくなってきた3月から5月にかけて
ひよこ豆味噌、去年育てた大豆と地元で購入した米麹の味噌、育てた大豆と自家製麹の味噌
順々に仕込んでいった。

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温度管理が難しかった麹

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こちらはひよこ豆ダンゴ
大豆のときは娘、息子も握ってくれた。


お味噌の仕込みが終わった途端、大豆の種蒔きを考えるときなのか…
田舎生活、忙しい。
でもこうして自然の営みに合わせて動くということは、
仕事に追われる忙しさとはやっぱり違う気がする。

カッコウは、お客さんがいない例えで使う「閑古鳥」という呼び名もある。
それは人のいない山里で響く鳴き声がもの寂しく聞こえるから、
という理由らしいけれど、今朝聞いた鳴き声はむしろ喜びを運んでくれるような鳴き声だった。

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景色も変わってきました。
近所の田んぼでは次々に水が入り、ところどころ既に苗が植わってます。

ハナムスビの田んぼは5月27日にお田植え予定!



場と一つになるという健康 菌と親密になる

生活を愉しむ

これに尽きますね。

身体を整え、生活における多彩な動きをこなし、
生活を豊かにするためできるかぎり自分で創作する。

生活と身体の動き。
健康の王道です。

手間暇はかかるけれど、それ以上の歓びが必ず得られるから。


My醤油、三週間前に仕込みました。

隣町、高遠を中心としたメンバーに入れさせてもらい、
念願の醤油づくり!

お味噌より難易度が高いから、なかなか手が出なかったけど、
いいタイミングで声をかけてもらいました。

オーガニックの大豆、麦で麹を起こしてあるからとても安心。
そして参加者の方たちの話によると、
よほどのことがない限り美味しく仕上がるとのこと!!!

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しばらくは一週間に一度天地返しを。臭いがプ~ンとしていい!

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調味料の中で使う頻度の高いものの一つ。

何しろソバに使える。

ゆっくり熟成させ、
来年の生活の一部になる。
それを毎年繰り返す、、、

菌との生活は豊かだ。

身土不二(しんとふじ)

食養やマクロビなどでよく使われる言葉で、
身体と土は二つでない、一つだよ、という意味で、
その土地で採れた、旬の野菜を頂くのが健康の第一と言われている。

ところで僕は実は昔の人が直観していたのは、「土」でなく、
「菌」だったんじゃないかと思うのです。

場というのは、
川や地下水が流れているから龍脈がある。
気の流れですね。
あるいは磁場、
山の高低差、谷である場合や丘である場合で磁場が変わってきます。
それに伴う風の流れ方。
陽の当たり方、地質、さまざまな要因で「場」の醸し出すリズムが違います。

そこに生命があります。
森があれば、木々の壮大なエネルギーが放出されます。
それでもそこが整備されているか、荒れているかでエネルギーの質も変わってくる。
人がどうするとか以前の場はパワースポットと呼ばれるように、
場が木を巨大にしたり、完全な調和のとれた空間に仕上がっていくのでしょう。

目で見えるものが全てではない。

パワースポットのように森の一部が調和を取って存在するのも、
場が荒れるのも(これは人為的なところもあるけれど)、
最も原始的な存在である菌の存在を無視できない。

そう、僕らヒト、あるいは木などの存在以前から菌は存在し、
今も僕等の周りに何兆、何京、数えるのがバカらしいほどに存在しているのです。

それは口の中、腸の中、
あるいは常在菌といわれるように、
身体全体に、服を着るその手前に菌群をまとっている。

健康な整った腸を見ると約100種類100兆個の菌たちが、
お互いに場を侵さない限りで美しく存在しているようです。
これを腸内フローラといいます。

それは腸に限ったことでなく、自然界のすべてでその作用が働いている。
生命が美しく育つには、腸内環境を整えるのと同じで菌群が美しい形で存在しているのが条件でしょう。

だからパワースポットと呼ばれる場は、
気の流れ、磁力、そして菌群の調和が整っている場を言うのだと思います。
あれだけの巨木を育てるには、やはり菌群を無視できない。
(人が住むにはエネルギーが強すぎるけど)

さて、菌群。
僕らは生活をするための場がある。
上記から、健康、調和の取れた生き方をするには、
(もちろん場選びが最も重要だけど)
その場の菌群と共生していくことが大切でなのです。

ましてや除菌、除菌、とスプレーをかけまくっている生活は、
場と一切調和しまいと、戦いつづけているので一向に健康にはなれません。
やはり共生がこれからの時代の健康観には欠かせない。

場の菌群とどう共生するか?

これがヒトの食生活が作り上げてきた大きな叡智です。

発酵食

その場で自分で作って、
その場の菌群に働いてもらい発酵し、熟成し、
それをいただく、、、

そこで場と私が一つになります。

同じように味噌を作っても個々で味が変わるのは、
その場の菌群の組成によってくるからです。
つまり場のリズム、これが発酵という作用によって転写するのです。

だから、田舎に住んでいようが、都会に住んでいようが、
発酵食を自分で、その場で作ることは、
腸内環境だけでなく、
その場と私が一つになる行為としてとても重要なのです。

これが身土不二の隠された大きな健康観。

発酵ライフ始めよう!
場と一つになろう!

豊かになれる。

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