ハナムスビ オフィシャルブログ

お豆のレストランをはじめに、こころ・からだの健康を提案していきます。愉しいこと、気持ちいいこと、嬉しいことを健康から!

僕らに時間的ゆとりはあるのだろうか?今年の課題

この場に来て二回目のお正月。

今年一年、やるべきこと、やりたいことをピックアップして、
一年の計画をアレコレ思案しているところです。

どうすればスムーズにコトが運ぶだろう?

どの方向見てもやること、やり残した宿題が見つかってしまうこの生活、
いかにして「時間的ゆとり」を作るかが最重要課題です。
これは去年の反省から得た、最大の学び。

身体が動く限り、とめどなく作業をしてしまうのは、
単純に歓びがあるから。
しかし気づいたときにはず~~~っと頭の中が
〝やらなきゃいけない!″モードで、
いつの間にか周りも疲れている事がママあり、
何が優先課題か見えなくなることがある。

これは避けないと。
最優先課題は家族と「今この時」をシェアすることだから、
そのメリハリを今年はつけていきたい。

さてと。
ここ伊那谷は1月から3月末まで畑には入らず、
4月から12月は田んぼ、畑でグルングルン、フル回転で
雨の日以外はたいがい土に触れて、農作物と戯れているのが大まかな時の過ごし方。

今年は、
お米
調理用イタリアントマト
ポップコーン
モロヘイヤ
ジャガイモ
サツマイモ
木曽紫蕪
松本一本ネギ
大豆(枝豆も。ああ枝豆!夏が待ち遠しい)
カボチャ
大麦
小麦
蕎麦(できれば)
干し柿!

あたりを主軸に四季の野菜を食べる分ボチボチやっていきます。

漬け物がどうしても上手にならないので、
今年はどなたかご近所の漬け物名人にしっかり習いたい。
この土地、独自のやり方があるから。
沢庵、野沢菜あたりかな。

3月には味噌づくり。
去年採れた大豆と自分の米で麹を作って念願のマイ味噌。
これがやりたかった!
そのためにも去年からの宿題、大豆の選別を早めにやろう。
麹づくりも、もう一つ壁があるのでせっせと練習してマスターせねば。

去年は、夏の一番暑く、忙しい時期にウッドデッキを作成して、
とてつもなく忙しかったので、
やはり大きな製作をする大工仕事は農閑期、
つまり1月から3月末まで!

今年は子どもの遊び部屋、ファイアースペースづくりが待っている。
子どもがワクワクするような場、、、
まだ、現実と夢の間を行き来する間は、
たっぷりとワンダーな空間に浸って想像の世界を堪能してもらわないと。

そしてそして、年末の12月に一年の総決算、
一年を通して自然と向き合い、心を養い、周りの人や環境に心配りできるよう精進して、
年越しそばを打ちたい。
お年賀用に干し柿、
正月のお飾り用にしめ縄を。

餅つきもしたいけれど、、、
臼と杵がほしい。
これはタイミングかな、待ってま~す!

ワークショップは、
「森と木と生活(仮)」を何度かやりますね。
以前ブログに書いたように
こちら
今年は森に入って生活と身体の使いを学んでいきます。
参加したい方は是非!

そしてボチボチ、ハナムスビを始動!
これが今年の大きな一歩かな。
いきなり店を構える、ってわけではなく、
できる範囲で、将来に向かって一歩を踏み出します。

ゲストハウス

リトリートに近い形になりそうです。
でも僕らの目指すものは、
見て、触れて、聞いて感じる、、、
身体をとおした経験による心地いい記憶をそこにいるみんなでシェアすることにあるので、
心身の健康は間違いなく含まれますが、
リトリートのようにかっちりとではなく、
心地いい記憶を刻むための心身を整える場にしていきたい。

もちろん
ヨガをはじめ身体を整えるワークショップ、
料理教室をとおして大切な食のことも多くの人とシェアしたい。
何かやりたい人がいれば連絡ください!

そんなこんなで、一年。
はたして僕らに
「時間的ゆとり」
がもたらされるのだろうか?!

これが課題ですw

ぜひ遊びに来てください。
愉しいことをシェアしましょ。

干し柿 2016

今年もお世話になった方々に、干し柿を送ることができた。

手帳を見ると11月1日に「柿開始」と走り書きしてあった。
風がぐんと冷たくなる頃、他の農作物が落ち着く頃、
この地域の年配の方たちは「そろそろ」と言って渋柿を収穫する。

今年はカズさんが「自由に採っていい」と聞きつけた柿の木に突進して
市田柿をごっそり採ってきた。
とは言っても二番手三番手で、小さめの市田柿たち。その数600個。

その日から柿むきの日々。
洗って、皮むいて、紐でつなげて、干して・・・
後半になると柿が柔らかくなる。貧乏性の私たちはスピードを上げてむいていく。

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この吊るされた姿がかわいい。


数日後、お隣の農家さんが「うち、もう柿採り終わったから残り自由に採っていいよ」と。
こちらは、ひらたね柿。大ぶりで甘く仕上がる。

キラーーーン
干し柿ラブのカズさん、早起きして仕事の前に収穫に向かう。その数100個。
また洗ってむいて干しての作業が始まる。

感覚がマヒしてきた私「こんなのすぐむけちゃうから、もう一回採ってこれば?」
「よしきた!!」
さらに収穫、その数100個。

こうして今年も柿のカーテンの出来上がり。

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うん、満足。


昼間はからっと晴れ、朝晩は冷え、風も適度に吹いた。
(去年は11月がとても暖かく、カビにやられた方も多かった。我が家も扇風機回したなぁ)
途中雪が降ったこともあったけれど、月日の蓄積が渋さを甘味に変えていった。

ただ干してあるだけではないハナムスビ干し柿。
毎日干し柿を愛でているカズさん
あれ、姿が見えないなーと思うと、外で干し柿すべてを丁寧に揉んでいる。
味見しては「しまった、揉むのが遅かったかも!硬くなってる!」
・・・大変過保護に育てていました。

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あまりに干し柿を愛しているので、「干し柿王子」と呼んでやりました。


そんな努力と天の恵みが合わさり、12月中旬
黒く変色し、粉もふいて、甘さがぎゅっと濃縮された干し柿が出来上がりました。

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市田柿

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ひらたね柿

それぞれの個性もまた美味しく愉しめる。

目標は「あんこを越える」
だそうです。達成したら王子から王に昇格するとか・・・
食べる度に一つ一つの干し柿を講評、どれだけ幸せか毎回語る王子です。

おかげさまで皆さんに喜んでもらい、もちろん家族も毎日食べ(11ヶ月のケイゴも)、
冬のお愉しみが続きます。

バランスを取り戻すとき

娘の不調を考察する。

娘が体調不良になった。
めったに熱を出さない丈夫な子で、小さい頃から本当に頼もしくありがたく思っている。
今回は感染症のものではなく不摂生から始まった不調なのだけど、思った以上にこじらせた。

食欲がないので元気が出ず、薪ストーブの前で転がっている。
夜中だけ深い咳が出る。数日続けて咳こんだ拍子に吐いてしまい、よく眠れなかった。
朝起きられず、起きても気分がすぐれなく、不機嫌そうに丸まっている。
遊びたい。でも動けない。ストレスがたまっているのがありありと分かる。
「痛い?」「つらい?」「気持ち悪くない?」・・・うるんだ目をして首を横に振る。
「お母さん、何かできることあるかなぁ」と聞くと、
「そばにいてほしい」とか細い声で答えた。

私はいつも動き回っている。そして合理的に動きたがり、たぶん家族にもそれを求めている。
娘に「あそぼう」と誘われても
「今やっていることが終わったらね」「時間がないからちょっとだけね」とつい言ってしまう。
作物は待ってくれないから、たくさんの家事があるから、赤ちゃんもいるから。言い訳はいっぱいできる。
でもその中でもあそびをつくったり、余裕を持ったり、楽しくすることはできるはずなのだ。
(カズさんは娘の気分をうまく乗せながら仕事をこなす)

普段は娘も友達の家に行ったり物作りに取り組んだり、常に楽しい刺激を探して忙しくしているので
母に構ってもらえない(それでも頑張って遊んでるつもりだけど!)不満も何となくやり過ごしているのだろうけれど。

身体がなんだかおかしいという状態で、娘は少しずつたまった不満を清算するかのように
集中して関わってもらえる時間を求めているのだ。
「いま」「自分だけを見て」ほしいのだ。
そばにいて、という切実な響きにはっとした。

こんなときこそ甘えたいよね。いろいろ聞かないで、ただそばにいてほしいよね。
こころが安息を求めていて、きっと望みがかなうことでバランスを取り戻す。
身体の不調がこころの叫びを発信することを促してくれたのかもしれない。

そしていつもと違うところは、わがままでお行儀が悪かった(笑)
すごく厳しくしつけているわけではないけれど、娘は真面目でルールを重んじる優等生タイプで
親としては助かる一方で、もっと気持ちの赴くまま自由にしたり、いたずらしたり、
子どもらしくいてくれてもいいのにと思っていた。

不調になったとたん、床に座り込んで食事したり食べ物で遊んだり、変なことを言ってみたり、
いつもと違う娘がいた。
友だちもたくさんできて、いろんな家で遊んで、発見や学習をしていると思う。
食習慣、テレビやゲーム、親子関係…うちと違う、なんでうちではダメなの?と思っていることもあるはず。
(偏りたくないから、同じ志向の集団に入るより多種多様の中にいたいと私は考えているし、
その中で我が家のルールがあるとイオリにはわかってほしい)

具合が悪くてお母さん優しいし、こんなこともしてみよう、と思ったのか
体調の悪さが「〇〇すべき」というイオリの囲いを崩したのか。
少し真面目すぎる娘が、子どもなら当たり前にやるようなことをやる。
これもバランスのとり方なのかもしれないと思ってみたり。

もしくは成長の過程での逆戻りかもしれない。
最近カズさんと上京し、遠く離れた祖父母の家に一人で泊まるという大イベントがあった。
少し前まで私と一緒じゃないと寝られないなんて言ってくっついていたのに、突然そんな挑戦をした。
日常のやり取りでも、親離れと受け取れるような返答もあるし、大人びた言動も増えてきた

大人の階段のぼってるな~と思った矢先の不調、そして子どもらしい振る舞い。

バランスをとる、こころの調和のタイミングだったのかもしれない。
身体の不調が、それを良しとしてくれたのかもしれない。

身体のサインにはきっと意味があるし、ため込んだものをきれいにする機会になる。
もちろん遊び過ぎた分、たくさんの休息で補い身体も回復した。
看病しながら私自身のふがいなさも認められたし、見直せたし、
イオリとの関わり方、母娘のバランスにも考えが及んだ。
娘が元気になって家族の調和がとれ、また穏やかで忙しい毎日が送れている。

こうやって振れながら、揺られながら、バランスの大切さを感じられる。
人間の持つ潜在的な力、こころと身体のホメオスタシスに気づける。

娘は完全復活し、なんとなく吹っ切れたような印象がある。
また、成長していくのかな。

伊那谷で初めての収穫祭

大地は偉大なり。

今、産まれて初めてと言えるほどの豊かさを味わっている。

これから一年分のお米があり、
カボチャ、芋、サツマイモ
あるいは豆類などの保存がきく食べ物があり、
今まさに収穫を迎えているネギ、大根、白菜は雪解け頃までもつので、
暖かくなるまで食料はこれでしのぐことができる。

自分たちの手によって育てられた安心できる食べ物だということが何よりじゃない。

一年を通して今出ている食べ物が一番美味しい。
新米、新蕎麦、里芋、サツマイモ、ネギ、落花生、カブ、、、
滋味というのかな、夏野菜のみずみずしいフレッシュ感と違い、
深い味わいが(土の香りなのかな?)感じられる。

昔だったら当たり前のことだけど、
それらを子どもに食べさせられることの歓びもある。
どうなってほしいとか遠い希望ではなくて、
どう身体を創るか、どう心をはぐくむか、
それを食を中心とした生活でやしなっていくのがいい。

僕は農作業や大工仕事をやりながら仕事に行き、
マイコは子どもを見ながら隙を見て農作業をする毎日は多忙で、
余裕のある生活ではないけれど、
食をはじめ、自分で何事も創り出していく生活はとても豊かだ。

やることあり過ぎて余計なことを考える暇がない、ってこともある。
やることが義務か、自発的かで180度ベクトルが変わるけど、
後者なら気持ちは満ちているね。

この豊かさはどこからもたらされているのか?

それは、
陽(火)であり、
大地であり、
水であり、
微生物であり、
風であり、、、

多くの僕らを取り巻く環境全てなんだ。

感謝祭

今年は、
多くの人に伊那まで来てもらい、
米や野菜にたくさん触れてもらった。

多くの人の前向きなエネルギーが
強く、しなやかで、美味しい作物を育てる。
自分たちが食べ、ベイビーが食べ、先祖様にお供えする。
これがハナムスビの目指す食と健康。

ホント、今年一年、無事に育っていただきました。

美味しく頂きます!

ありがとう。

手伝ってもらった多くの仲間をはじめ、
全ての僕らを取り巻く環境に深く感謝します。

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さあ、まずは森に学ぶよ

ハナムスビは、
何が起ころうとも生きていけるチカラ、
生活における身体の使い方、知恵をひたすら学んでいます。

ヒントとなるのは地球一個分の暮らし、
つまり産業革命から現代にいたる地下資源を利用した暮らし以前の生活。

そこに戻るわけではなく、
天変地異をはじめ、
いつ何時、何が起ころうとも、その生活ができるという自信をつけること。
いつでも来なさい、と。
その自信こそが現代を生き抜く力の源泉であり、
身体を軸とした幸福・健康の基礎となるからです。

600万年の進化から身体がどう設計されてきたか眺めると、
これからの時代は、
進化のグレートジャーニーを旅することが求められていると思う。
そして面白い。
深く記憶や身体に刻まれている、
しかし産業革命から現代にかけて眠らせてしまった動作や知恵のスイッチをONにするのさ。

科学技術が発展して、AIやロボット技術が人間に近づこうとも、
所詮人間が創り出したもの。
完全ではない。

「想定外だった」

あの言葉が示したように、
いつだって自然の脅威にさらされて、
〝ふりだしに戻る″の目が出る可能性がある。
これを「想定」することが、311の最も大きな教えなんだ。

技術開発は人の生活が楽になることを前提としているから、
その開発が進めば進むほどに、
600万年かけてきた作り上げてきた脳を含む身体力が弱まってくる。
科学技術と身体の強さは反比例する。

現代病と言われる病も、
その科学技術の発展がゆえ、
直接的、間接的にもたらされていることが明らかになっている。

ということで、
何が起ころうとも生きるチカラ、
そして、
科学技術の発展がため弱まっているヒト本来の力を取り戻すため、
地球一個分の生活からヒントを得てトレーニングしていきます。

戻る、では能がない。
地球一個分の生活における身体の使いは左右対称ではないし、
同じ動き(例えば地面から物を持ち上げるなど)を何度もすることが求められるので、
現代のトレーニングもとりいれながら
(体幹のトレーニング、非対称になった動きの補助、ストレッチ等)
未来に向けたヒトを作り上げていく、、、

ハナムスビの方向性。

愛ある未来に向けてね。

さあ、いきましょ。

これから何年か森、里山に入って生活の基礎を学んでいきます。


原初の森。
森は水を生み、木を育て、酸素を放出する。
木は家になり、乾けば燃え、時に僕らに食べ物を与えてくれる。

森(里山)は人の生活そのものだ。

豊穣な森は、豊穣な海を作る。
これも近年よく言われていること。

僕らはもう一度森に入りなおし、学びを得ていく必要がある。

さて、今回は元自衛隊員で、あのトム・ブラウンのところで
自然との共生、サバイバルについてトレーニングを受けてきた先生に学びます。

何も持っていない状況にさらされたとき、
まずあなたは何をしなければならないか?

食料もなく、着るものも十分でない、、、

まず体温をキープすることを念頭に入れる。
体温はエネルギーだから、手持ちに食(エネルギー)がないのなら、
外の環境から熱を奪われないようにしたい。

寒ければ服に枯葉を詰めるのも良し。
新聞紙があれば丸めて詰めるのも良し。
とにかく、最初の一手でエネルギーロスをなるべく減らす。

今回デブリハットというシェルターの作り方を学びました。

枝と枯葉。

方角、水に近いか(近すぎてはいけない)、食料確保ができるかどうか。
場所選びこそがギリギリの世界で明暗を分ける。

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太い枝をはりにして、入り口の二本で支えるだけ。

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順次枝を置いていく。最初は縦に。骨組みができたら横にも。

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隙が無くなるくらい枝を置いたら枯葉を敷き詰めていく。

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分厚く出来上がったら、中にも枯葉を入れていく。

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入るとき難儀するけど、枯葉が毛布となり、かつ外気にさらされないので十分な温かさが確保できる。

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4人乗ってもびくともしない!

後半は弓引き式、もみぎり式の火おこし!

火はヒトの文化史において最初のイノベーション。
火が扱えたからこそ、暖がとれ生活環境の北限が延びたし(ベーリング海峡をわたれたのも暖が取れたからに違いない)、
硬くてそれまで食べられなかったものが食べられるようになり、食料確保が楽になった。
火は僕らにとてつもない恩恵をもたらしたのだ!

火を知ることは、進化のグレートジャーニーの第一歩を踏み出すことになる。
だからとても重要。

現代、エネルギーと言えば石化燃料をはじめ原子力、
水力、太陽光、、、様々な熱源があるけれど、
もとは木を燃やすという単純なもの。

それも近代までは木が主流だった。
里山から小枝や枝を運び、
それらを燃やし、時には炭にし、、、
(炭づくりの技術も学ぼう!)

マッチやライターが全くない状態で火を起こす。

一回ではできませんでしたが、
必ずマスターします。

次回は12月に予定してます。
グレートジャーニーするよ!

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シュンスケ隊長!
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