ハナムスビ オフィシャルブログ

お豆のレストランをはじめに、こころ・からだの健康を提案していきます。愉しいこと、気持ちいいこと、嬉しいことを健康から!

バランスを取り戻すとき

娘の不調を考察する。

娘が体調不良になった。
めったに熱を出さない丈夫な子で、小さい頃から本当に頼もしくありがたく思っている。
今回は感染症のものではなく不摂生から始まった不調なのだけど、思った以上にこじらせた。

食欲がないので元気が出ず、薪ストーブの前で転がっている。
夜中だけ深い咳が出る。数日続けて咳こんだ拍子に吐いてしまい、よく眠れなかった。
朝起きられず、起きても気分がすぐれなく、不機嫌そうに丸まっている。
遊びたい。でも動けない。ストレスがたまっているのがありありと分かる。
「痛い?」「つらい?」「気持ち悪くない?」・・・うるんだ目をして首を横に振る。
「お母さん、何かできることあるかなぁ」と聞くと、
「そばにいてほしい」とか細い声で答えた。

私はいつも動き回っている。そして合理的に動きたがり、たぶん家族にもそれを求めている。
娘に「あそぼう」と誘われても
「今やっていることが終わったらね」「時間がないからちょっとだけね」とつい言ってしまう。
作物は待ってくれないから、たくさんの家事があるから、赤ちゃんもいるから。言い訳はいっぱいできる。
でもその中でもあそびをつくったり、余裕を持ったり、楽しくすることはできるはずなのだ。
(カズさんは娘の気分をうまく乗せながら仕事をこなす)

普段は娘も友達の家に行ったり物作りに取り組んだり、常に楽しい刺激を探して忙しくしているので
母に構ってもらえない(それでも頑張って遊んでるつもりだけど!)不満も何となくやり過ごしているのだろうけれど。

身体がなんだかおかしいという状態で、娘は少しずつたまった不満を清算するかのように
集中して関わってもらえる時間を求めているのだ。
「いま」「自分だけを見て」ほしいのだ。
そばにいて、という切実な響きにはっとした。

こんなときこそ甘えたいよね。いろいろ聞かないで、ただそばにいてほしいよね。
こころが安息を求めていて、きっと望みがかなうことでバランスを取り戻す。
身体の不調がこころの叫びを発信することを促してくれたのかもしれない。

そしていつもと違うところは、わがままでお行儀が悪かった(笑)
すごく厳しくしつけているわけではないけれど、娘は真面目でルールを重んじる優等生タイプで
親としては助かる一方で、もっと気持ちの赴くまま自由にしたり、いたずらしたり、
子どもらしくいてくれてもいいのにと思っていた。

不調になったとたん、床に座り込んで食事したり食べ物で遊んだり、変なことを言ってみたり、
いつもと違う娘がいた。
友だちもたくさんできて、いろんな家で遊んで、発見や学習をしていると思う。
食習慣、テレビやゲーム、親子関係…うちと違う、なんでうちではダメなの?と思っていることもあるはず。
(偏りたくないから、同じ志向の集団に入るより多種多様の中にいたいと私は考えているし、
その中で我が家のルールがあるとイオリにはわかってほしい)

具合が悪くてお母さん優しいし、こんなこともしてみよう、と思ったのか
体調の悪さが「〇〇すべき」というイオリの囲いを崩したのか。
少し真面目すぎる娘が、子どもなら当たり前にやるようなことをやる。
これもバランスのとり方なのかもしれないと思ってみたり。

もしくは成長の過程での逆戻りかもしれない。
最近カズさんと上京し、遠く離れた祖父母の家に一人で泊まるという大イベントがあった。
少し前まで私と一緒じゃないと寝られないなんて言ってくっついていたのに、突然そんな挑戦をした。
日常のやり取りでも、親離れと受け取れるような返答もあるし、大人びた言動も増えてきた

大人の階段のぼってるな~と思った矢先の不調、そして子どもらしい振る舞い。

バランスをとる、こころの調和のタイミングだったのかもしれない。
身体の不調が、それを良しとしてくれたのかもしれない。

身体のサインにはきっと意味があるし、ため込んだものをきれいにする機会になる。
もちろん遊び過ぎた分、たくさんの休息で補い身体も回復した。
看病しながら私自身のふがいなさも認められたし、見直せたし、
イオリとの関わり方、母娘のバランスにも考えが及んだ。
娘が元気になって家族の調和がとれ、また穏やかで忙しい毎日が送れている。

こうやって振れながら、揺られながら、バランスの大切さを感じられる。
人間の持つ潜在的な力、こころと身体のホメオスタシスに気づける。

娘は完全復活し、なんとなく吹っ切れたような印象がある。
また、成長していくのかな。

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