ハナムスビ オフィシャルブログ

豆料理のレストランを経て、ここ伊那谷で生活を一からスタート 自然の循環の輪に入れさせてもらえるうよう

決められない時間

時はあっちの方からやってくる。

だから、こちらに裁量はない。

スーパーに行くと大量の渋柿が並んでいた。
先がとがっている、小ぶりのもの。
こちらでは市田柿という。

みごとなオレンジっぷり!

果実の高級和菓子と言われるほど、
その上品な甘みが好まれている。

へ~い、干して甘みを引き出しておくれ!
袋の中の渋柿が一斉に叫んでいる。

何年も住めば、だいたいこの時期に何が出てくるか?
という食彩カレンダーなるものがカラダに染みついてくるのだろうけど、
伊那谷新米の僕らは売り物になって初めて気づくことがある。

100個ほど購入して、仕込むことに。

皮をむいてむいてむきまくる。
栗でも経験した、
ザ、仕込み。

DSC_0528.jpg
太陽の輝きのような、あざやかな色!

今すぐが美味しいもの
熟して美味しいもの
手を入れておいしいもの
それぞれある。

その中でも発酵や乾燥は、
愉しみの引き伸ばしで、想像が膨らむ。

もちろんカビを生やしたり、
自然環境の影響を受けるから、
必ずしも成功するとは限らない。

その分、面倒を見る必要がある。

美味しくな~れ。

全ての行為におまじないが入る。

皮をむくとき。
干すとき。

しばらくしたら柿を揉みほぐすという行為も入ってくる。
これは得意分野だ。
甘みを引き出す技術らしいが、
僕らにはうってつけ。

美味しいのをつくりたいね。

都会的時間の使い方が、
だんだん伊那谷時間へシフトしてきている。

とにかく忙しいんだ。

それは東京いた時も一緒。
ただこのように、いきなり仕込!
みたいなタイミングがあって、
時は逃すな!とばかりにドドッと仕込む。

その分、いつか食べごろの時の為にという、
「待つ時間」が増えてきたのも豊かな気持ちにさせる。

さてさて、初干し柿作り、うまくいくかな?

DSC_0533.jpg
熟達してくれば、家の飾りつけみたいになる。これも時を知らせる風物詩でいい。

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