ハナムスビ オフィシャルブログ

豆料理のレストランを経て、ここ伊那谷で生活を一からスタート 自然の循環の輪に入れさせてもらえるうよう

子育てと社会育て

子どもを育てることは、社会を育てること。

大田区区民大学の子育てと地域に関する講座の企画に関わり、
実際に講座が始まってから1ヶ月経ちました。
受講者の先輩ママさんと想いを聴き語りあっていたときの
「子どもを育てることは、社会を育てること」
という発言が私の胸に響いています。

断片的ですが、学んでいることをこちらでご紹介させていただきます。

ハナムスビでのご縁から、先週の回では
品川区中原児童センター館長の柳町さんにも講師として来ていただき
貴重なお話を伺いました。

中原児童センターではただ親子のイベントを続けているわけではなく、
将来的な地域住民の交流や異世代交流を見据えて事業を行っています。
また、虐待予防、課題を抱えていそうな親子の支援もふまえての活動も。
大田区民の受講者からは「うらやましい」の声が聞かれましたが、
柳町さんはまだまだ現状に満足できる状態ではないとおっしゃっていました。

みんなが「WIN」を感じられるように。
老若男女、たくさんのボランティアさんが集まるのは
ぶれない目標があり、そしてそれぞれの役割が自覚できているから。
やってあげる・、やってもらうという関係性ではなく、
お互いがお互いのためになれるような仕組みがあるから。

中原児童センターさんがコツコツと取り組んでいることで、
住みやすい地域の下地をつくっているんだな…と。
実際に、以前から感じていたのですが、
不動前の周辺の子供たちや親御さんたちはとてもフレンドリー!

民生委員さんも講師としてお呼びしました。
民生委員・児童委員は、どの地域にもいる特別国家公務員で
困難を抱えた家庭を個別に支援しているのですが、
あまり知られていない存在かもしれません。

お呼びした方は、自主活動で地区に子育てサークルを立ち上げたそうです。
そのきっかけは15年ほど前に学校が荒れたとき、
乳幼児の時点で親子ともども支えないともっと大変なことになるという危惧から。

私は打合せでそのことを聞いたとき、すごく感動しました!
先を見る目、見守りのこころ、その行動力。
民生委員・児童委員さんは地域の支え合いの要だと実感。
こういう方がたくさんいることを、私たちはまず知らなければいけない。
品川区には約300人の民生委員・児童委員がいるそうです。(大田区は約500人)

講座では、子育てしやすい地域というテーマに問題意識を持った方々が集まり、
それぞれで出来ることを模索もするけれど、
まずはこういったことを多世代でざっくばらんに話し合える機会が貴重だったと思う。
組織をつくったり活動をはじめたりといった目に見える形でなくても、
関わった全ての人の心に明かりがともされるような、温かい講座が展開されています。

ハナムスビでもこういった話し合いの場を持てたらな…

社会全体の流れ、教育の方針の影響は大きい。
あまりに個が行き過ぎて、
まわりに干渉されることを避けすぎて、関わることを遠慮しすぎて、
そして孤独になってしまった私たち。

今回の講座の企画も
「子育て中、孤独だったよね」
「子育てするようになって、初めて地域を意識したよね」
という想いを共有したことが出発点だった。

生きる力。
誰かに「手伝って」「助けて」といえる力。
一人じゃないと知ること。

イオリにも近くにいる子どもたちにも、
当たり前に「みんなで」「共に」生きているんだよって
日常で伝えていければ、そのような土壌をつくっていければいいなぁ。
大人の心持ちで変わると思うのです。
隣人と言葉を交わすこと。信頼感を築いていくこと。

閉塞感のない、希望が持てる社会になるためには、
どういう思考をしてどう行動すればいいのか。

かなえたい社会の未来図を描いて、
それにつながるように今出来ることを積み重ねることが大切だと思うのです。

講座は残り二回。
またご紹介できることがあれば書きたいと思います。

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