ハナムスビ オフィシャルブログ

豆料理のレストランを経て、ここ伊那谷で生活を一からスタート 自然の循環の輪に入れさせてもらえるうよう

これだから面白い!

昨日の続きです。

なぜ発酵させるのか?

この問いは人類、あるいは地球環境において
とても重要な意味があります。

と、大げさに。
でも、この関係性を知ることでヒトはもっと大人になれるかもしれない。

まず、ホント近年まで人は(日本においては)、
空腹が最大の悩みでした。
飢えていたんです。

狩猟採集から農耕へ。
多少はストックができるようになったでしょうが、
常にエネルギー不足との戦いです。

火を使えるようになったことも、
食べられるものを増やしたという意味は、
(硬いものを柔らかくしたり、芋なり生食だときついものが食べられたり)
エネルギー獲得においてとても重要だったに違いありません。

地球上にある食べ物をいかにしてエネルギーとして取り込むか、
をひたすら進化しながら体得してきたのです。

貪欲です。
何でも食い尽くそうというのが本性です。

そこで発酵です。

乳酸菌が餌とする食物繊維。
この食物繊維が乳酸菌に食べられて発酵すると、
単鎖脂肪酸という物質をつくります。

単鎖脂肪酸は腸の運動、
あるいは腸の粘膜の細胞を活性化・増殖させるのです。

なんと!

難消化性の食物繊維を発酵させてまで
エネルギーを獲得していたのです!!!

これです。

これなんですよ。

昔は食べるモノが豊富でなかった。
だから細菌類を腸内に住まわせて、
その発酵力をお借りして副産物をエネルギーとして利用した。

この貪欲さと、
何億年という悠久の時がはぐくんだ、持ちつ持たれつの関係。

腸内で500種類1000兆個の菌と共生しているのです。
しかもヒトよりもはるか前に生まれた先輩たちと。

発酵する。
その意味は、昨日上げたように腸内を酸性にすることと、
単鎖脂肪酸というエネルギーを得ること、
が大きくあります。

ここで終わりません。

この働きが、本来の大腸の存在意義なのです。

何でもそうだけど、
存在意義が分かれば、
そのように働かせてあげることで最高のポテンシャルが得られます。

大腸にとって発酵というハタラキは、
乳酸発酵で食物繊維を単鎖脂肪酸に変えてエネルギーを得ること。

さあ、このハタラキを十分にしてもらうにはどうしたらいいか?

ここが健康を探るうえで大きなポイントになるでしょう。

答え
・食べ過ぎないこと


ああ、言ってしまった。
また、不人気なこの発言・・・

お分かりのようにハタラキは、空腹感があるときに発動します。
現代の高カロリー食では小腸が吸収する時点で、
あまりあまるほどのエネルギーを得てしまいます。

大腸に来たときには身体の内部では十分足りていて、
そんなに無理して働かなくてもいいよ~
となります。

もちろん発酵して腸内を酸性にしますが、
大腸がその存在意義を発揮できるほど
充分働けていないのが実情なのではないでしょうか?

だから、ふてくされて疾患を生み出している…

これは僕の「なぜ?」が追った、現時点での解です。

そこで気づかされるのが細菌類と生物との関係・・・
細菌は落ち葉を肥沃な土に変え植物を滋養している。
細菌は生物の腸内に生息して難消化性物質を発酵させエネルギーに変換している。

動植物にとって切っても切れない関係。
いや、無しでは動植物は存在できない・・・

ということは、菌の世界を知り、
どうお付き合いさせていただくか、
地球環境はここから始まるんじゃないか?

そうそう、そうなんだ。

カズさんのみち

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