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ハナムスビ オフィシャルブログ

豆料理のレストランを経て、ここ伊那谷で生活を一からスタート 自然の循環の輪に入れさせてもらえるうよう

きっかけはコロナ

今年は穀物を多くやろうと思う。
米、麦、大豆をはじめとした豆類、、、

経済もどうなるか分からないし、最悪現物(食料)が高騰しかねない。

そして
コロナだけでなく、バッタも、、、

今一度、土に還ろうよ。
この先何が起こるか分からない。情報に振り回されず、長期的不安を安心に変えるには、いつでも行ける田舎をもつのが得策だと思う。畑を耕して、共に汗を流そう。売って買うだけの生産者と消費者という関係だけでなく、何か起きたときに助け合う、良好な関係を築くのは、この先を思うととても重要なこと。

いっそ移住してもいいと思う。

ここ伊那谷に来て5年。
ようやく人を受け入れる体制ができたから、そんな場づくりをしていきたい。

ここ伊那谷の良いところを。

新宿から4号線、中央道で3時間半。
ここ伊那谷は日本に二つとない特別な地形をしている。中央アルプス、南アルプスという三千メートル級の山脈に挟まれた巨大な谷であることで、日本中が大騒ぎになる台風でも高い壁に阻まれて弱まる。
中央道があるものの、この谷の上は辰野(たつの)で狭まっていて、下は飯田からごく細になっていくので、この谷への出入り口がふさがっている。
これは大げさに言えば陸の孤島で、大都市(名古屋、東京)からそう遠くはないものの、人の交流が少ない。
文化も残されていて、田畑が都市に向いた単一作物でなく多様性があるから、何か最悪のことがあれば地域内で廻るだろうと思われる。
住む所によるけど、物理的に人との距離もあるから、特にこういう時に余計なストレスを受けない。

寒いけれど、だからこそ生活がしまって楽しい←これは全くもって僕の趣味的感想だけどw

弱点を上げるとすれば新鮮な海の魚がないことと、経済基盤が都会に比べれると弱いから収入も減る。でも生きていけるよ。

そんなわけで

是非ともここ伊那谷を田舎にしてもらいたい!

ハナムスビがそのきっかけになればとても嬉しい。

ということで、移住したい人、
土に触れたい人、
田舎をもちたい人、
食料に不安がある人、
未来を明るく生きたい人は、是非ともここに来てくださいませ。

繋がろう。

厳しいけれど、この騒動はいつかは収まる。

今、痛々しいほどの誹謗中傷がそこここで生産されている。イヤだね。
人のせいにできるほど誰も完ぺきではないのに、誰かを陥れないと気が済まないようだ。
これが収束したら悪いもの探しが始まるだろう。差別や分断が大きくなっていきそうだ。

僕は独裁、権威主義的な国家を容認しないけれど、今、イランや北朝鮮はどうなっているのだろうか。
アメリカに背いているというだけで、WHOが何かしてくれているのかもわからないし、イランは惨禍にあることが分かるけど自業自得としていいのだろうか?

今ある脅威はウィルスであって人類共通のものなのに、イデオロギーがための命の重量差があっていいものだろうか?
こんな時に北朝鮮がロケットをぶっ放していることは、斜め上行ってる感あるけれど、物資の少ないイランで何が起きているか、、、

ドメスティック(国内)ではそれどころでない。

実際は、できることは多くなく、
限られているリソース(医師、検査、病床などの資源)で、そのカードを最大限有効に使うためにどうするか、と思う。

そもそも、みんな未成熟、未完成で、進化の途上にいる、というところから始めないと。
完ぺきを求め過ぎだし(もちろん間違えをただす機能は大切)、後出しじゃんけんしてワーワーいうの疲れる。
それが9年前に大いに分かったことなんじゃないのだろうか?

未成熟だけど、例えば30年前よりは確実に進歩していて、死者数が抑えられていることも事実だろうと思う。

どうか、肚をくくって冷静に。
そして第一線で戦っている医師たちの、その恐怖と疲労を想像して、うまくいくよう僕らも学び、行動し、感謝しよう。

政治家(与党も野党も)とテレビが一番ダメダメだとハッキリして、ホント残念だけど、これも今の僕らのリソースなんだ。
ここ何年か、ずっと揚げ足取りしかしないプロレスやってきたから、この期に及んでもまともな国会運営ができない。
民主主義、ここに極まれり。

僕ら自らが変わるしかない。
これも9年前の答えだった、、、

後退している訳ではない。
一夜で物事は変わらないし、その芽は早春のフキノトウのように見えにくいから。
変化はしている。

しばらくは、ネガティブな差別や非難が重くのしかかってくると思う。
そこに同調することなかれ。
古めかしい、前時代的なヒトのエゴを無視することこそが真の理性への導きなのだから。

そして、
もう一度、土に触れよう。
それは戻るのではなく、原点を再確認すること。
きっかけはコロナ。
新たな世界が待っている。

良い旅して、たくさん笑おう。

peace