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ハナムスビ オフィシャルブログ

豆料理のレストランを経て、ここ伊那谷で生活を一からスタート 自然の循環の輪に入れさせてもらえるうよう

田舎暮らしの夏、3年目

娘が小学生になり、初めての長い夏休みがやってくる。
とは言ってもこちらは夏休みが短い。
娘が通っている学校は、今日終業式で8月の後半には始業式があるので1ヶ月弱。

学校の授業には畑作業をする時間も組み込まれている。
最近は毎日プールに入り、大荷物を持ち汗だくで帰宅し、そしてまた友だちと遊ぶ。
日焼けした肌、筋肉がついてきた四肢、のびやかな身体。
田んぼでも畑でも親と一緒に作業をしてくれる娘は、本当によく動く。

1歳半を過ぎたばかりの息子も、外にいることが多い。
暑さが厳しいので、畑仕事は10時まで。
その間、土をいじったり、水遊びしたり、うろうろ歩き回ったり。
自分の興味に没頭している間は親も作業が進む。

山、青空、雲
そして草木や稲
色彩がくっきりと鮮やかな夏。

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暑い暑いと言いつつも、家の中はクーラーなしでも全く問題ない。
ときおり通る風だけで、十分心地よい。
林から聞こえる鳥や蝉の鳴き声が心を落ち着かせてくれる。
時間ごとの変化も楽しめる。

夕方は、空がうすいオレンジ色に染まって見惚れる日もあれば
大粒の雨であわてて窓を閉める日もある。
どちらもありがたいと感じる。

お米と野菜のほか、大麦、小麦にまで手を出してしまった今年、
畑は手が回らず雑草だらけにしてしまった。
我が家で食べる分の野菜は採れているけれど、
うまく育ててあげられなかった子たちもいる。

四季は毎年めぐるけれど、
同じ年は二度ない。

もし、東京に住んだままだったらどんな夏を過ごしていたのかな。
娘が4歳になるまでは東京にいたのに、本当に遠いことのよう。

私たち家族にとって、この環境にいられるのは幸せなこと。
夏の思い出、たくさんつくろう。


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