特に今年の僕のキーワードは「技」なので、
一つ、いや二つくらいハードルが高そうなことにも前向きにチャレンジする。
リフォーム中、
構造フェチな大工さんがイロイロとこの家のことを教えてくれる。
この家の構造をしっかりと把握しておけば、
今後、自分でいかにメンテしていくか、
改装するときどう安定性を保つか、
先の長い家とのお付き合いに対して、
全体の地図を頭に入れることで、
将来かかる費用を抑え、かつ長く良い状態で保つことができる。
身体も一緒。
ベストの状態が何なのか?
これを知っていれば
少しおかしいかな?と感じたときにすぐに修正できる。
放っておけばどんどん鈍感になり、全体がおかしくなっていく。
さて、お盆休みを利用して床のリフォーム。
キッチンの防水シート貼りと、
和室の畳がたわんでいるので、その下の構造強化、断熱材入れ。
なにせ大工道具をお借りできる、お盆のあいだ。
大工道具、買うと高価なので、
いろいろ貸していただけるのはありがたい。
いや、ホント人のつながりって大切だね。
普通は見も知らぬお客に大工道具を貸すことなんてありえないけれど、
これも長く培ってきた財産かな、、、、
ありがたい。
そう、ここは最低気温マイナス10度を超えてくる地域。
いかに冬の暖のエネルギーコストを抑えるかが要。
夏はエアコンなしで過ごせるからいいけれど
(今年の夏はとても快適だった!)
冬は、、、
暖房器具に頼っているだけでは、ひたすらエネルギーを使うだけ。
古い家は気密性と断熱性を高めることで大きくエネルギーコストを抑えることができる。
特に床から這いあがってくる冷気、これを遮断。

下の床材がたわんでいる。これが原因。古いからはがすのが大変!

向かってヨコ軸の間隔が空いているので、間に補強を入れる。
下から上へビスを揉みあげるときの身体の使い方はなかなか慣れない。

補強を入れた状態。

断熱材を根太(ネダ)のあいだに面が水平になるように、
かつ根太の間に隙間ができないようタイトに入れていく。

床材をガンガン貼ってできあがり~

畳も向きがあるから、はがすときにしっかり覚えておかないと、、、

キッチン床貼り。

細かく見ると、継ぎ目とか、あああってところもあるけれど、
大工さんが三日すれば忘れる、と格言?を聞いたので良しとしようw
やったことがないことって難しく見えるけれど、
何とか頭使って、クリアすると、次のやったことのないことが視野に入る。
反省しながら、より上を目指して。
さて、「技」を磨く、
となるとそのための身体づくり、も必要となってくる。
とくに農作業、大工仕事をいつまでも続けていくならば、
関節可動域の確保、筋肉の維持は必須だ。
農作業は比較的、前後の動きが多いけれど、
大工仕事はあらゆる角度から力を垂直に入れないといけない。
一連の床貼り後の筋肉痛は半端なかった!
とくに大腿四頭筋、ハムストリングは(モモの表と裏)は、、、
ここを鍛えるべし、まあ、スクワットかな。
課題ができた。
さて、まだまだやること一杯!
技磨いていこう。