コチラ
さて、伊那谷に来てから確信したこと。
それは、季節のものが手に入ったら速攻で仕込むこと!
すぐに食べる分、長期保存する分、
いろいろ考えて、手を動かす。
でないと、せっかくの恵みが、
その最大のポテンシャルを失うことになる。
そこで栗。
行きはよいよい~~
無我夢中(ホント!!脇目を振らなかったw)で拾いまくったから、
硬い鬼皮(茶色い外側の部分)、渋皮(内側の繊維質の部分)を
向くのが結構大変!!!
むけどむけど、
え??
まだこれだけ?
と先の長さにめげそうになる。
先人はきっと夜なべをしてむいてたんだろうな、、、

栗ごはんにして(最高!)、
正月用に甘露煮にして冷凍し、
何度も茹でこぼしをして炊く渋皮煮(これが美味しい!)を作り、
そしてそのまま食べるようにいくつか煮ました。
大仕事ですよ。
時間があっという間に過ぎ去ってしまう。
ついでに虫もけっこう入り込んでいる。
ゾウムシの一種。
しろい幼虫が、栗のちょうど美味しいところをバクバク。
いくつかむいているうちに、どこらへんに巣食っているか分かる。

この写真で言うと、
くろいくねくねした線が、幼虫の移動した足跡。
うっかりしていると幼虫ごとカットしてしまう。
うえ~
って思った皆さん、
そんなもんです。
むしろ、幼虫がいない方が不自然だということに気づきましょう。
煮てから中にまるごと入っていることに気づくこともある。
で、思うんですね。
幼虫も栗喰っているんだからその体は栗そのものじゃないか!
少しくらい食べたとしてもそれは栗のうち。
さてさて、伊那谷は秋がどんどん深くなってくる。
そろそろそばが実を付けてきた。
新そばの香りがどこからか漂ってきそうな、
そんな景色。
今なら美味しい甘露煮、渋皮煮がありますよ~
お茶でも飲みに来てくださいな。