ハナムスビ オフィシャルブログ

お豆のレストランをはじめに、こころ・からだの健康を提案していきます。愉しいこと、気持ちいいこと、嬉しいことを健康から!

畑で育つもの

急な冷えが入り込みつつも、暖かさが増している信州の春。

梅やレンギョウ、木蓮、ミツバツツジ。
道端にはスイセンが並び、一気に華やかに。
雪の残るアルプスを背景に桜も満開になりました。


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テラスからの眺め。


そんな景色の変化を楽しみつつ
始まりました、150坪の畑!

今年の目標は「欲張らない」
・・・だったはずですが、結局去年とさほど変わらない種類を作ることになりそうです。

今年は1歳3ヶ月になる息子との作業。
土を耕すのも、種をまくのも、雑草を取るのも
おんぶでやるにはお互いに窮屈で、畑に下ろしてみた。

少し前に、野外での自主保育のグループに参加したとき
砂場遊びを楽しんでいた息子。
えんえんと地べたに座って、指から砂をこぼしたり、石を拾って並べたりしていた。
まだ花や葉っぱを渡すと口に入れてしまうけれど、
どうやら砂や石、土は遊ぶ対象で食べないようす。

そんな姿を見ていたので、畑でも大丈夫かなと思い試してみたら
案の定、親が作業している間、飽きもせず土と戯れていた。
もちろん手も足も洋服も泥だらけ。

上の娘は幼児期にあまり砂遊びが好きでなかった。
こちらに来て、ようやく泥だんごづくりなどをするようになった。
昔は洋服が汚れるのも嫌がっていたし、ずいぶん潔癖症でなくなった。
母親(私)の育て方も影響していると思うし、泥だらけになる環境がそこにはなかった。

それに比べて息子…まるで動物を放し飼いしている感覚になる(笑)
春、夏、秋。季節と共に息子の畑での過ごし方も変わるんだろうな。

現在のところ

さといも、じゃがいもを植え
ほうれん草、ルッコラ、サニーレタスの種をまき
スナップエンドウを定植し
トマト(サンマルツァーノ)、水ナス、すいか、ハーブ数種の苗づくり

控えているのはトウモロコシやモロヘイヤ、かぼちゃ、こんにゃく芋、夏野菜たち。

畑で育つ、野菜と子ども。どちらの成長も楽しみです!!

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雨水

立春から雨水へ。
雪が溶けだし、雨に変わるとき。
農耕の準備をはじめる目安。
雛人形を飾ると良縁があると言われているとか(しまった!先週出してしまった…笑)

二日前に雨が降った。
ここ伊那では、「暖かな雨」とまでは言えないけれど、確かに大地を潤してくれた。

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今朝の中央アルプス。寒々しいようで、どこか穏やかに感じる。

休日、子どもたちと「春探し」
午前中は空気が冷えていたけれど
午後は陽ざしが暖かく、明るい光が私たちを呼んでいるようだったから。

岩のかげにひっそりと福寿草。
去年五つ色違いで植えたチューリップ、何日か前に見たときはなかった芽を娘が目ざとく発見!
桜もミツバツツジもつぼみはまだまだぎゅっと堅そうだけど、
大地では春の支度が始まっているんだなぁ。

陽があたらない場所では雪が残っている。
朝、娘を保育園に送るときには土を踏むと「ガリッ」「ジャリッ」と音を立てる。
それでも春に近づいているんだなぁ。

この春、娘は小学生になる。
親に甘えたり頼ったりしつつも、「自我」「自分の主張」が見られるようになった。

お友達との関わり方が変わった。図書館で選ぶ本が変わった。
親の言うことに疑問を投げかけるようになった。
はじめは出来なかったことも努力を続ければ出来るようになる喜びを知った。
季節の春だけでなく、娘の人生においての春がやってくるな、と思う。

この春、きっと息子は歩き出す。
自力で立ち上がっては雄叫び?をあげて「できた!」アピール。
視界が広くなって喜びがあふれている。

雪がとけ、止まっていたかのように見えていた自然の営みが芽吹く。
日を追うごとに鳥のさえずりが増え、重なり、大きくなっている。
庭づくりの計画をしよう。

今年の春はたのしみがいっぱいだ。

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少し前の雪の日、いつもと違う光景に目を奪われていた息子の後ろ姿



冬の過ごし方。大豆とともに

早いもので、もう1月が終わってしまう。
冬に入り、カズさんは薪を切ったり積んだり相変わらず動いているけれど
やはり雪国、春夏秋に比べると家にこもりがちになる。
「やらなくてはいけないこと」が格段に減って、私は今年に入ってからのんびりモードです。

雪国とは言っても、雪だるまをつくれるくらいの雪はまだ二回。
日中暖かくて息子とテラスで遊んでいる日もあります。
朝晩はマイナス10度に近いときもあるけれど、
薪ストーブがパチパチ音を立てるリビングは、以前住んでいた東京のマンションよりむしろ快適。
温泉のように身体の芯から温まるのか、みんな風邪もひきません。

冬に入ったら裁縫など手作りをしようと思っていたのに1月は手付かず。
ようやく椅子の生地を張り替えるためサンプルを見始めました。
娘が今年小学生になるので、部屋のカーテンや照明作りも考え始めよう。
本や雑誌を読んだり、息子と遊んだり、ボランティアに行ったり、
貴重な貴重な充電期間。

野菜たちは、大根、白菜、ねぎ、かぼちゃ、芋がまだ残っている。
これらとお米、乾物やお豆さんがあるだけで、ひとまず安心。
おやつになる干し柿、小豆、さつまいももある。
そうだ、夏に大量に採れた加熱用トマト、サンマルツァーノを詰めた瓶も残っている。
冬でも食材が豊富ということが嬉しい。豊かな気持ちになれます。

唯一「やらなくてはいけないこと」が
大豆の選別!

11月に刈り、乾燥させた大豆。
12月に唐箕にかけました(唐箕はいただきもの。カズさんがキレイに整備!)

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雨が多かったからか、密にまきすぎたか、虫にやられたのか…
残念ながら大豆の状態はイマイチ。
使えるもの、捨てるものを日々選り分けています。

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自分たちで大豆を育て、味噌をつくる!!
味噌づくりは一般に大寒から立春の間にと言いますが、
ここ信州ではそうすると凍る可能性があると聞き、3月頃お味噌づくりをする予定。
麹も自家製で…(ただ今実験中)

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もちろんハナムスビ米からつくった麹!醤油麹、甘酒、おいしくできました◎

春のことを見据えながら
薪ストーブと一歳になってかわいさ倍増の息子に癒されながら
コツコツ、コツコツ、大豆と向き合う毎日です。

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さあ、まずは森に学ぶよ

ハナムスビは、
何が起ころうとも生きていけるチカラ、
生活における身体の使い方、知恵をひたすら学んでいます。

ヒントとなるのは地球一個分の暮らし、
つまり産業革命から現代にいたる地下資源を利用した暮らし以前の生活。

そこに戻るわけではなく、
天変地異をはじめ、
いつ何時、何が起ころうとも、その生活ができるという自信をつけること。
いつでも来なさい、と。
その自信こそが現代を生き抜く力の源泉であり、
身体を軸とした幸福・健康の基礎となるからです。

600万年の進化から身体がどう設計されてきたか眺めると、
これからの時代は、
進化のグレートジャーニーを旅することが求められていると思う。
そして面白い。
深く記憶や身体に刻まれている、
しかし産業革命から現代にかけて眠らせてしまった動作や知恵のスイッチをONにするのさ。

科学技術が発展して、AIやロボット技術が人間に近づこうとも、
所詮人間が創り出したもの。
完全ではない。

「想定外だった」

あの言葉が示したように、
いつだって自然の脅威にさらされて、
〝ふりだしに戻る″の目が出る可能性がある。
これを「想定」することが、311の最も大きな教えなんだ。

技術開発は人の生活が楽になることを前提としているから、
その開発が進めば進むほどに、
600万年かけてきた作り上げてきた脳を含む身体力が弱まってくる。
科学技術と身体の強さは反比例する。

現代病と言われる病も、
その科学技術の発展がゆえ、
直接的、間接的にもたらされていることが明らかになっている。

ということで、
何が起ころうとも生きるチカラ、
そして、
科学技術の発展がため弱まっているヒト本来の力を取り戻すため、
地球一個分の生活からヒントを得てトレーニングしていきます。

戻る、では能がない。
地球一個分の生活における身体の使いは左右対称ではないし、
同じ動き(例えば地面から物を持ち上げるなど)を何度もすることが求められるので、
現代のトレーニングもとりいれながら
(体幹のトレーニング、非対称になった動きの補助、ストレッチ等)
未来に向けたヒトを作り上げていく、、、

ハナムスビの方向性。

愛ある未来に向けてね。

さあ、いきましょ。

これから何年か森、里山に入って生活の基礎を学んでいきます。


原初の森。
森は水を生み、木を育て、酸素を放出する。
木は家になり、乾けば燃え、時に僕らに食べ物を与えてくれる。

森(里山)は人の生活そのものだ。

豊穣な森は、豊穣な海を作る。
これも近年よく言われていること。

僕らはもう一度森に入りなおし、学びを得ていく必要がある。

さて、今回は元自衛隊員で、あのトム・ブラウンのところで
自然との共生、サバイバルについてトレーニングを受けてきた先生に学びます。

何も持っていない状況にさらされたとき、
まずあなたは何をしなければならないか?

食料もなく、着るものも十分でない、、、

まず体温をキープすることを念頭に入れる。
体温はエネルギーだから、手持ちに食(エネルギー)がないのなら、
外の環境から熱を奪われないようにしたい。

寒ければ服に枯葉を詰めるのも良し。
新聞紙があれば丸めて詰めるのも良し。
とにかく、最初の一手でエネルギーロスをなるべく減らす。

今回デブリハットというシェルターの作り方を学びました。

枝と枯葉。

方角、水に近いか(近すぎてはいけない)、食料確保ができるかどうか。
場所選びこそがギリギリの世界で明暗を分ける。

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太い枝をはりにして、入り口の二本で支えるだけ。

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順次枝を置いていく。最初は縦に。骨組みができたら横にも。

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隙が無くなるくらい枝を置いたら枯葉を敷き詰めていく。

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分厚く出来上がったら、中にも枯葉を入れていく。

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入るとき難儀するけど、枯葉が毛布となり、かつ外気にさらされないので十分な温かさが確保できる。

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4人乗ってもびくともしない!

後半は弓引き式、もみぎり式の火おこし!

火はヒトの文化史において最初のイノベーション。
火が扱えたからこそ、暖がとれ生活環境の北限が延びたし(ベーリング海峡をわたれたのも暖が取れたからに違いない)、
硬くてそれまで食べられなかったものが食べられるようになり、食料確保が楽になった。
火は僕らにとてつもない恩恵をもたらしたのだ!

火を知ることは、進化のグレートジャーニーの第一歩を踏み出すことになる。
だからとても重要。

現代、エネルギーと言えば石化燃料をはじめ原子力、
水力、太陽光、、、様々な熱源があるけれど、
もとは木を燃やすという単純なもの。

それも近代までは木が主流だった。
里山から小枝や枝を運び、
それらを燃やし、時には炭にし、、、
(炭づくりの技術も学ぼう!)

マッチやライターが全くない状態で火を起こす。

一回ではできませんでしたが、
必ずマスターします。

次回は12月に予定してます。
グレートジャーニーするよ!

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シュンスケ隊長!

子どもたちのボランティア

稲作が終わりほっとしたのもつかの間、
干し柿に惚れこんでしまったカズさんが渋柿をたくさん採ってきた(800個くらい)。
それもようやく干し終わりほっとしたのもつかの間、
カブ、大根、白菜が漬物にしてねと待ち構えている。
お味噌用の大豆も収穫、乾燥中で選り分ける作業が控えている。
ゴマ、いんげん豆、小豆などが処理途中の状態で倉庫に置かれている。
干し芋もそろそろ取り掛からなくては。。。

でも!ひとまず!落ち着いたと言おう。
というわけで、10月から息子と高齢者施設に週一回通っています。
赤ちゃん連れでハンドマッサージのボランティア。

息子が部屋に入ると「待ってたよ~」と歓声があがり、
私が施術している間、ケイゴは職員さんや利用者の方に抱っこされている。
赤ちゃんは空気を和ませる天才。あまりお話しない方も、息子にはニコニコ笑いかけてくれる。
たぶん私のハンドマッサージより皆さん癒されている(笑)

そんな話をポツポツと年長の娘に話していたら
「イオリもそこに行ってみたい!ボラに行く!」と言い始めた。
保育園が大好きで、用事で休んだり早退することになると(それが遊びでも)嫌がる娘が…
『ボラ』をどうとらえているのだろうか。

そう思ったとき、「ボランティア」を子どもにどう説明すればいいのかわからなかった。
聞かれたわけでないので、行って母がどんなことしているのか見ればいいだけなのだけど。
私も「ボランティアしてるんです!」と言うほどのことはしてない感が強くて。

東京にいたときもハンドマッサージのボランティアをしていた経験もあり、
育児中で仕事ができない間は
人に触れられること(施術)を、赤ちゃん連れでもできることを、地域を感じられることを、
無理のない範囲でやりたいと思ってそれがかなっている状態。

イオリさんの「ボラ」デビューは、というと
皆さんからの注目に恥ずかしくなってしまってほとんど会話もできず
ケイゴとはじっこで遊んで終わってしまった。
(おかげでいつも一度は泣くケイゴも一時間私から離れても泣かなかった)

それでも「また行きたい」と言っていた。
利用者さんたちが歌う歌は知らなかいものばかり(私も半分以上知らない!)。
母は利用者さんのところをまわっていてイオリもケイゴも構ってくれない。
でも皆さんからの「来てくれてありがとう」「今度は折り紙しよう」「また来てね」
そういった声かけが嬉しかったのかもしれない。

行ってみて想像と違ったそうだけど、それがどう違ってどう思ったのかは話してくれなかった。
彼女は自分の中で気持ちを消化してから口に出すから、いつか話してくれるかな。

奉仕活動、とか
地域貢献、とか
言葉にすると全然違うかんじがしてしまう。意義を見出そうとも思わない。

ちょこっと顔を出して皆さんが喜んでくれるなら嬉しくて、
子どもたちがそこに加わってくれることがありがたいなぁと素直に思った。
私たちなりの地域活動。

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今年もがんばった干し柿


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