ハナムスビ オフィシャルブログ

豆料理のレストランを経て、ここ伊那谷で生活を一からスタート 自然の循環の輪に入れさせてもらえるうよう

2018・畑のようす

4月から徐々に種まきや苗づくりをしている。
じゃがいも、葉もの(レタスやほうれん草)に始まり、
6月に入って落花生やとうがらしの定植。

150坪の畑の見取り図によると、30種類の野菜が植わっている。
30!!
数えてみてびっくり。いつのまに!
まだオクラやモロヘイヤも控えている。

カズさんが土を耕し、丁寧に畝をつくってくれる。
今年は稲作をしない分、畑に手をかけられる。
とは言っても気を抜くと雑草が一気に増える。

どこから種が飛んでくるんだろう。
黙々と雑草を抜く作業は嫌いではないけれど、
その繁殖の勢いに感心するけれど、
無農薬の畑、野菜づくりにとって大変なのはひたすら雑草と害虫。
敵にしないで共存する方法、とか読んだり聞いたりするけれど、実際はなかなか。

時間、経験、知恵。
土づくりは奥が深い。

陽ざしが強くなってきた。
今朝5時に畑に出たら、涼やかで朝日が力強くて、
畑仕事はやっぱり朝早くがいいな。

2018・畑の記録

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豆系は元気がいい。さすが!
手前はスナップエンドウ、モロッコいんげん、枝豆と続く。

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毎年、孫・ひ孫株を育てているイチゴ。
昨年東京から遊びに来た友人がイチゴ専用のスペースをつくってくれた。
毎日赤い実が見られ、写真を撮る前に2歳の息子に食べられている。
娘は「食べていい?」と聞くけど、息子は勝手に口に入れる。

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今が旬のほうれん草。
家計を気にせず、好きなだけモリモリ食べられるってありがたい!

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ジャガイモの花が咲き始めた。
雑草取りながら虫チェック、退治も日課。

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ブロッコリーは葉が元気だった。
でも最近虫がついてきたらしく・・・あぁ見たくない。

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サトイモの葉も出てきた。
特に水を必要とするから、朝夕水やり。でももう土が乾いてる・・・


この時期は毎年畑のブログを書いている。
種蒔いて、間引きして、水をやって、と作業は変わらないけれど、
毎年天候は違うし、育ち方も違う。

作物を育て続ける、この営みを大切にしたい。




春の味噌づくり

庭や道路わきで、にぎやかに色とりどりに咲く花。
黙々と淡々と畑仕事をする人の姿。
水が張られた田んぼ。
青空と、暖かい日差しと、鳥のさえずり。

信州に春が来たなぁと感じ入る。

本日、お味噌を仕込みました。

東京にいたときには立春頃を目安にしてましたが、
冬に仕込むと寒すぎて味噌が凍ることもあるらしく
伊那谷に移住してからは3月か4月にお味噌づくりです。

今年はなんと!
かまどと手動の豆つぶし機を使用。
カズさんが地域の集会所の倉庫で眠っていた器具たちを目ざとく発見、貸してもらいました。

大豆は畑で採れたものと、地元の知人が育てたもの。
麹も一部自家製です。

知人も参加して、できあがり32キロほどの味噌を仕込みました。

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アルプスを眺めながら、庭でかまどに火をかける。
9㎏の大豆が一気に茹で上がりました!

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その間、麹をほぐす2歳の息子の手

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グルグルまわすと、麺のように大豆が出てくる。
大量につくるときはまたお世話になりたい!

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塩きりした麹と、つぶした大豆を混ぜる。

味噌づくりの工程を聞かれた娘が、すらすらと答えていて驚いた。
確かに何年も一緒にやっているけれど、ちゃんと身についているんだなぁ。

お団子にして、容器に投げつける作業も全員でやりました。
みんなの常在菌と気持ちのこもったお味噌。
これから半年ほど、ゆっくりと熟成するお味噌。
おいしく育ってね。

先月、私は車の事故に遭いました。
相手の不注意で車がぶつかり、お互い怪我なく済んだけれど、
家に着いたときにあらためて恐怖感におそわれた。
そんな日の夜、心を落ち着かせてくれたのはお味噌汁。

染みわたる
ほっとする味

お味噌汁に癒されるとは!と自分でもびっくりしたけれど、
やっぱり家族の手の力のおかげでしょうか。

毎年の恒例行事。
そして仕込みの第一弾。

ここから、忙しくなります。





臼と杵を作ろう

3年という歳月をかける、気の長いワークショップ

「臼と杵をつくろう」

今回は伊那谷へ越してから知り合った朋友、盛木材とのコラボ。
盛木材の裏にある里山に2年前に切った欅が眠っているので、それを利用します。

3家族くらいで搗けるものから、「明日の昼、お餅ついちゃおうか?」みたいに前日思い付きでお餅を搗けるようなサイズまで自分サイズを選べます。

なによりも、完成に3年という時間軸がいい。

速くなる一方の、モモで言うところの時間泥棒的生活にこういう時間軸を漉き込むことが、これからの生活にいい影響があると思うのです。今日できたものを明日売るみたいな思考は止められないにしても、三年も首を長くして完成を待つ、完成品を実際に使ってみる、、、臼と杵でいうと、つきたての餅を食べたときの感動はひとしおだと思います

何しろお餅は稲の霊が宿るハレの日の食べもので、食べると生命力が与えられると考えられ、神様に捧げる神聖なもの。

鏡餅について~

元旦には「年神様」(としがみさま)という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために各家庭にやってくるとされています。お迎えした年神様の依り代(よりしろ)、つまり居場所が「鏡餅」なのです。
年神様は祖霊神であり、田の神、山の神でもあります。そのため、子孫繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に健康や幸福を授ける神様として、「正月様」、「歳徳神」(としとくじん)とも呼ばれて大切にされてきました。そもそも一連のお正月行事というのは、その年神様を迎え入れてお祝いし、たくさんの幸せを授けてもらうためのものなのです。~


こういう文化を守っていきましょう。

便利になっていい部分と、時間や手間がかかっても残していく文化の選り分けが今あると思います。

特に生活の中でのスピリチュアルにかかわる行事はしっかりと継承していく。
今スピリチュアルというと、どこか非現実な場に行って神聖な体験をする、という日常から遠く離れたものになりがちです。しかしそれは二つの現実という分裂をまねいてしまいます。実際は日々の生活の中にあるべきです。生活の中にたくさんの神聖なできごとをみいだすことこそスピリチュアルな生き方。その意味ではスピリチュアルという言葉自体が生活に溶け込み、死語となっていくことでしょう。
ここを目指していきたいですね。


臼と杵をつくろう

時間的、空間的余裕を生活の中にすきこんで、生活を豊かなものにしていきましょ。

そしてお餅が美味しい!!!

これが何より。
僕は辛味ダイコンに目がない。
(海苔いりで)

みなさんは搗きたてのお餅を何に合わせますか?

概要は以下となります~~~

◎一年目
・山からの搬出
臼と杵の寸法と個数を考えて材料を山から出します。
2年前に伐って山に寝ているケヤキから取ります。

(本来プロが作る臼は目の詰まった良材で制作しますが、
今回作るのは、青ケヤキと言われる樹木を使うので割れます)

乾燥。

◎二年目
白太部分の削りだし
刃物をつかって、チェンソーや斧、ノミで形を削りだします。
杵も、柄の部分も、削り出し。
小さい臼を作る方はうさぎ杵。

◎三年目
仕上げ


第1回目

・12月2日(土)
 9時30分集合 15時終わり 
 (お昼はお弁当各自持参)

・場所:盛木材

3年通し参加費材料代¥5,000
5名まで

玉伐り数によって2年目からの参加募集もあります。

参加したい方はメッセージ下さいませ

今年の稲作ようやく終了、新嘗祭も目前

あぁ、10月ブログの更新がなかった・・・
という反省から。
でもそんなことにも気づかない10月だった。

雨、雨、雨。
稲刈りを予定していた7日も前夜からの雨のため土がぬかるみ、
関東からお手伝いに来てくださった方々に待機してもらい、翌日午前中に作業をしてもらった。
2日かけてカズさんと二人ではさ掛け、天日干し。
通常なら2週間ほどで脱穀のはずが・・・

その後晴れたのはほんの数日で、太陽の光が見られない日々が続く。
こんなに雨が続いたことなんてあったっけ?
気分も鬱々として、毎日お天気のことを気にして。

晴れの日がたまにあっても、また雨が降る。
台風が来る。
朝露で地面がしっとりするようになる。
霜が降りるほど冷える。

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全然「天日干し」になってない!!

近所の方もみんな心配してくれた。
たいていの田んぼは9月後半に稲刈りが終わり、天日干ししていたとしてももう取り込んでいたから。
稲刈りを遅く設定していた我が家やタイミングを逃した一部の田んぼの濡れた稲は目立っていた。

11月2日、お米の水分量はまだ少し多かったものの、
脱穀をしてシートに籾を広げ、かき混ぜれば乾くから決行したほうがいい
との経験者の助言で、ようやくハーベスタ(知人の紹介で格安で購入)登場!

なんとか一日で1反3畝の稲を脱穀できた。

こんなふうに早送りで書いてしまってはもったいないくらい事件も困りごともあったものの
今年も、皆さんのおかげで無事に収穫。
作業は少人数だった今年の稲作だけど、相変わらず支えてくれた方がたくさんいました。


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そして我が家の食品庫にぎゅうぎゅう。

感謝を唱え、家族で新米をいただきました。
いつもの倍の量食べた子どもたち。

おかげさまで、お手伝いいただいた方と共に新嘗祭もできることになりました。
恵みを、旬を、たくさん食べよう。

我が家のおはぎ

カズさんの両親が相次いで亡くなった翌年から
お彼岸には可能な限り手づくりしている
おはぎ(ぼたもち)

去年からは
畑で採れた小豆であんこを炊けるようになった。
そしてもち米と混ぜる白米はハナムスビ田んぼで収穫したもの。

今年の春は去年の秋に採れた黒胡麻をすり、そして大豆を炒ってきな粉も出来た。
今年の秋も、小豆が少量になってしまい地元産の小豆を買い足したものの、
ほぼ!自家製。

今年の稲刈りではもち米も収穫できるから、次のお彼岸では
100%自家製おはぎが実現!!

命日、お盆、誕生日など、義父母を思い出す機会は一年に何度かあるけれど、
私はおはぎをつくっている最中に一番ゆっくり想う。
生前の姿、亡くなったとき、そして救世主のように娘が誕生してくれたこと、など。

今年は、前日にあんこを炊いておき、休日家族でおはぎを丸めた。
いつも粒あんだけど、今年は初めてこしあんにも挑戦。
量はどうするとか形がどうとか手にくっつくー!とか家族でわいわい作るのもまた一興。

いまだ「我が家のおはぎ」と言える決まったカタチはないけれど、
田んぼと畑で育ってくれたもので作り、ご先祖様にお供えできるということは
一番の感謝の表し方かもしれない。

みんなでお仏壇に手をあわせ、
「ここにはお父さんのお父さんとお母さんがいるけれど、そのまたお父さんお母さん、
 そのまたお父さんお母さん・・・・・・がいるし、
 お母さんのおじいちゃんや、そのまたお父さんお母さん・・・・・・がいて、イオリがいるんだよ」
とカズさんが娘に言った。

お供えした後は家族で出来立ておはぎを味わう。
数日前から体調を崩していた1歳の息子が、あんこをなめて満面の笑み。
健康でないときは、健康で過ごしていたなんでもない日々のありがたさが沁みる。
そして、元気な子どもたちが今ここにいるのは、お父さんお母さん、そのまたお父さんお母さん……
のおかげだなぁと感謝する。

慌ただしい毎日の中で、なんとなく立ち止まり振り返り、そしてまた先を見る
お彼岸のおはぎづくり。

娘は宿題の絵日記にこう書いていた。

きょうはおはぎをつくりました。わたしだけすごいのをつくりました。
いちばんまんなかがこしあん、つぎがもちごめ、そとがわがこしあんのおはぎです。
かぞくにダブルこしあんだねといわれました。
わたしがすきなおはぎは、あんこごはんごまと、さっきせつめいした、こしあんごはんこしあんです。


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おいしかったのね。また春につくりましょ。






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