ハナムスビ オフィシャルブログ

お豆のレストランをはじめに、こころ・からだの健康を提案していきます。愉しいこと、気持ちいいこと、嬉しいことを健康から!

ハナムスビの誕生日

ハナムスビ お豆のレストランが不動前にてオープンしたのは
5年前の2月22日だった。

伊那谷にフィールドを移し、2年半。
住宅兼店舗探し、そして改装。新しい命の誕生、そして0歳児のいる生活。
実生活では、稲作、畑といった農作業、山菜採りや保存食づくりや手仕事など…
そんなこんなを経て、ようやく「ハナムスビ」を改めて始めるときが来た。

2017年2月22日。

事業届けとしては諸々を継続してあったので、形としては何もないけれど
2・22、私たちの気持ちの上で、この日をハナムスビ再開とした。
それから一ヶ月経ち、今更ですが私的なことを書いてみます。

ハナムスビ構想をカズさんから聞かされたとき、娘が1歳前後だった。
整体師としてやってきたし、いきなり飲食業を営むなんて無理じゃないのかと思った。
それに、それまでは何にでも挑戦できるような気がしていたけれど、
子どもがいる自分の動ける範囲というものはとても狭いと理解しているときだった。
(蛇足ですが、それを疎ましく思ったのではなく、逆に子どもが拓いてくれた世界もあります。
 ただ、実質的に「長く働く」「身軽に動く」「睡眠時間を削る」などができないという意味で限界がある、ということ)

最初は本当にできるか懐疑的だったけれど、協力者がたくさんいて実現できた。
ハナムスビはとても魅力的な場だったし、本当にあのときあの場で営めて良かった。

再開を考えたとき、やはり目の前には1歳の息子がいて。
私はあの頃と同じような理由で「出来ないこと」「無理したくないこと」がある。
今回は、子どもを含めた4人でのスタート。
ハナムスビとしての夢やカズさんの提案とすり合わないこともある。
具体的に整体以外の何が出来るのか、ハナムスビの姿を私自身が描けなかった。

そんな折、癌を患っていた知人が他界した。
秋の終わり頃、家族と過ごすための最後の退院が決まってすぐに連絡が来た。
冬になる前に遊びに行きたいんだけど、もうそっちは寒い?と。
春まで生きてられるかわからない、という。
体調が心配だけど来るなら歓迎するという旨の返事をしたら、
「行けるか分からないけど、そういう場を用意してくれているだけで救い」と返ってきた。

『救い』
それほど親しくしている人ではなかった。ほんの少しの期間、同じ職場で働いただけ。
ずっと福祉の仕事に従事して、人をつなぐことや場づくりに熱心だった人。
何をもって、まだ始動していなかったハナムスビを救いと思ってくれたのかはわからない。
その後連絡が途絶え、結局、彼の来訪はかなわなかったけれど。

このやり取り、お別れがあって
私は出来ないことを挙げるより、心の在り方を修正していこうと思った。
確かに子どもとの生活での制限、出来ないこともあるのだけど、
ハナムスビに関わってくれる方たちに心地よく過ごしてもらいたいという気持ちにまでブレーキをかけていた。
喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい、癒されてもらいたい。ほんの少しでも役に立ちたい。
では、何をするのか。だから、これをしよう。そういう流れでいいんだよね。
時間とともに変化をしながらハナムスビが出来ることを模索しよう。

そんなふうに思えた2・22
ハナムスビの誕生日。

今年中にはリニューアルするハナムスビのホームページの文言をここに。

コンセプト より
ハナムスビはココロとカラダ、人と人、人と自然…。離れ離れになってしまったこれらを丁寧にムスブ場、新しいコミュニケーションを育てる場でありたい… そんな願いから生まれました。 ハナムスビはみんなに参加してもらうことで成長するお店です。

村プロジェクト 将来やりたいこと より
 それは平和で、幸福で、健康で、循環して、農に触れていて、いろんな人とモチツモタレツの関係ができていて、共に学び、成長していく村をみんなで創っていくこと。世界一ハッピーな村! みんなで生み出していきたいと思っています。

木あっての人の進化


裏の林が間伐されて、
太い木がゴロゴロと横たわっていたので、
持ち主に頂いていいか聞いたら、
「全部あげる!」とのこと。

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裏の林

ヒトにとってゴミが自分にとっては宝。

よくある話。

裏から木が運び出せれば車を使わないのでガソリン代が浮き、
2~3年、いや、それ以上の年月、薪の調達に頭を悩ませることがなくなる。
僕が林に入って木々を片付ければ、
持ち主さんにとっても林がキレイになるのでこの上ない話だ。

問題は斜面が急で、重い丸太をどう家まで運ぶか、、、

ところで。

木のこと初心者は、
そもそも木の種類を簡単な針葉樹以外知らない、
用途を知らない、
ので薪にすることしか頭に浮かばない。

そこで最近、森、木の生活のことでお世話になっている、
盛木材の盛ちゃんに、
これら転がっている木は何という木で、薪以外に使用目的があるのか聞いてみた。

さすがプロ。
樹皮を見るだけで何の木か、その利用価値をいろいろと教えてくれる。
椅子、シーソー、ミツバチの巣箱、テーブル、、、
この林は北向きの斜面で、木がゆっくり育つので材木としての価値もあるという。

こぶし、アカシアの巨木が倒されていたので、
それを運び出して製材にしよう!と提案してくれた。
この上ない!!!

そのうちの何枚かをいただければ、
5年後、ケイゴの学習机になるし、
あるいはテーブルにしてもいい。
裏山で取れた、ってストーリーがいいじゃない~

そして何よりも、プロの仕事、身体の使いを間近で見られるという、
超特典付き。
これはこれは。

百姓のアスリートを目指している自分にとって、
森と木の生活をモノにするための身体の使い、知恵はどんどん吸収したい。

鳶口(とびくち)と呼ばれる道具がある。

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畑仕事もそうだけど、
昔から使われている基本の道具はとても重要。
身体の一部として使いこなせるようにしたい。

1m50cmくらいの柄の先に嘴のような形をした鉄がついていて、
それを長い丸太の先にガツっと食い込ませて、
引っ張りながら斜面を滑りおろすというもの。

とうぜんコツがあり、
太くて長い丸太だけに危険が伴う。

斜面は急。
丸太が滑り降りてくる勢いを誘導、かわしながら、
小走りでかけ下りる。

盛ちゃんの動きは力ではない。

これは整体やあらゆる仕事の熟達度に比例することなんだけど、
重心、モノに対する立ち位置、呼吸、
状況判断、次の動きなどに無駄がないので余計な力、動きは見受けられない。

見ていると、
木こりの仕事はパワーと言うよりは「身軽さ」が何よりも重要ぽい。

とうぜん肝心なところではグッと力を入れるけど、
どうも身のこなしは擬態語でいうと、ピョンピョンだ。

チェーンソーの扱い方、
斜面での作業、その立ち位置、
危険回避の仕方、、、
学びは大きい。

木と生活

エネルギーであり、
家の骨格であり、
家具から食器まで、
ヒトが生きるために欠かせない一番身近な存在である木。

今、ここに立ち戻って初歩を学ぶことは、
何よりも感謝の気持ちを浮き彫りにする。


木あってのヒトの進化。
大切に!

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ポンポンと呼ばれる専用の作業機でサワラを運ぶ

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What a beautiful day !

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ぶっといこぶしの木。製材してもらい、いつしかケイゴの学習机に!

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とうぜん遊び場に。最高~

整体を再開します

整体を再開します。

ようやく場が整い、
ハナムスビの道筋が見えてきたので、
ここから再出発をします。

これまでの間、
新天地でいきなり始めることも出来ず、
ひとまず生活を成り立たせることに時間を割いてきました。

稲作をはじめとする農作業をひたすら身体に覚えさせ、
自然の循環の葉に自分たちを乗せる、、、

自分たちにとって大切な整体だからこそ、
焦らず、自分を磨くことに専念しました。

この場でハナムスビは整体だけでなく、
生活におけるあらゆる動作をサポートし、
身体を通してこそ得られる幸福感を提供していきます。

どうぞよろしくお願いします。

*まだフルタイムでできないので、不定期になります。
下記より予約を入れてお問い合わせください。

info@ha-na-musubi.jp


雨水

立春から雨水へ。
雪が溶けだし、雨に変わるとき。
農耕の準備をはじめる目安。
雛人形を飾ると良縁があると言われているとか(しまった!先週出してしまった…笑)

二日前に雨が降った。
ここ伊那では、「暖かな雨」とまでは言えないけれど、確かに大地を潤してくれた。

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今朝の中央アルプス。寒々しいようで、どこか穏やかに感じる。

休日、子どもたちと「春探し」
午前中は空気が冷えていたけれど
午後は陽ざしが暖かく、明るい光が私たちを呼んでいるようだったから。

岩のかげにひっそりと福寿草。
去年五つ色違いで植えたチューリップ、何日か前に見たときはなかった芽を娘が目ざとく発見!
桜もミツバツツジもつぼみはまだまだぎゅっと堅そうだけど、
大地では春の支度が始まっているんだなぁ。

陽があたらない場所では雪が残っている。
朝、娘を保育園に送るときには土を踏むと「ガリッ」「ジャリッ」と音を立てる。
それでも春に近づいているんだなぁ。

この春、娘は小学生になる。
親に甘えたり頼ったりしつつも、「自我」「自分の主張」が見られるようになった。

お友達との関わり方が変わった。図書館で選ぶ本が変わった。
親の言うことに疑問を投げかけるようになった。
はじめは出来なかったことも努力を続ければ出来るようになる喜びを知った。
季節の春だけでなく、娘の人生においての春がやってくるな、と思う。

この春、きっと息子は歩き出す。
自力で立ち上がっては雄叫び?をあげて「できた!」アピール。
視界が広くなって喜びがあふれている。

雪がとけ、止まっていたかのように見えていた自然の営みが芽吹く。
日を追うごとに鳥のさえずりが増え、重なり、大きくなっている。
庭づくりの計画をしよう。

今年の春はたのしみがいっぱいだ。

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少し前の雪の日、いつもと違う光景に目を奪われていた息子の後ろ姿



冬の過ごし方。大豆とともに

早いもので、もう1月が終わってしまう。
冬に入り、カズさんは薪を切ったり積んだり相変わらず動いているけれど
やはり雪国、春夏秋に比べると家にこもりがちになる。
「やらなくてはいけないこと」が格段に減って、私は今年に入ってからのんびりモードです。

雪国とは言っても、雪だるまをつくれるくらいの雪はまだ二回。
日中暖かくて息子とテラスで遊んでいる日もあります。
朝晩はマイナス10度に近いときもあるけれど、
薪ストーブがパチパチ音を立てるリビングは、以前住んでいた東京のマンションよりむしろ快適。
温泉のように身体の芯から温まるのか、みんな風邪もひきません。

冬に入ったら裁縫など手作りをしようと思っていたのに1月は手付かず。
ようやく椅子の生地を張り替えるためサンプルを見始めました。
娘が今年小学生になるので、部屋のカーテンや照明作りも考え始めよう。
本や雑誌を読んだり、息子と遊んだり、ボランティアに行ったり、
貴重な貴重な充電期間。

野菜たちは、大根、白菜、ねぎ、かぼちゃ、芋がまだ残っている。
これらとお米、乾物やお豆さんがあるだけで、ひとまず安心。
おやつになる干し柿、小豆、さつまいももある。
そうだ、夏に大量に採れた加熱用トマト、サンマルツァーノを詰めた瓶も残っている。
冬でも食材が豊富ということが嬉しい。豊かな気持ちになれます。

唯一「やらなくてはいけないこと」が
大豆の選別!

11月に刈り、乾燥させた大豆。
12月に唐箕にかけました(唐箕はいただきもの。カズさんがキレイに整備!)

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雨が多かったからか、密にまきすぎたか、虫にやられたのか…
残念ながら大豆の状態はイマイチ。
使えるもの、捨てるものを日々選り分けています。

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自分たちで大豆を育て、味噌をつくる!!
味噌づくりは一般に大寒から立春の間にと言いますが、
ここ信州ではそうすると凍る可能性があると聞き、3月頃お味噌づくりをする予定。
麹も自家製で…(ただ今実験中)

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もちろんハナムスビ米からつくった麹!醤油麹、甘酒、おいしくできました◎

春のことを見据えながら
薪ストーブと一歳になってかわいさ倍増の息子に癒されながら
コツコツ、コツコツ、大豆と向き合う毎日です。

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